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COLUMNコラム

2017.11.21 家の機能

家事の負担を軽減するため部屋干しを推奨しています。

家事の負担を軽減するため部屋干しを推奨しています。

毎日の家事の中でも負担が大きいと感じる事の一つが洗濯物干しではないでしょうか?

洗濯は全自動でも、終了後は洗濯機から取り出して、運んで、干して、乾いたら取り込むという動作は、いつまでたっても自動にはなってくれません。

乾燥機能が付いていてる洗濯機でも容量いっぱいの洗濯物はそのまま全て乾燥できませんし、電気代もその分余分にかかるのでハンガーにかけて干したくなるものです。

しかも、外に干すのが基本だとすると天候にも左右されますので、事前に天気予報を確認して外で干すか、屋内で干すか、乾燥機で乾かすかという判断に迫られます。そこまでして外に干して出かけたときに予想外の雨に降られたときはショックも大きいですよね。

今の時期のように気温が低いと天気が良くても乾ききらない日もありますし、春になるとスギ花粉も衣類に付着するので年間で考えると外に干せない時期も意外に多いと思います。

そこで部屋干し

 

それなら部屋干しをしたい。けど気になるところが、まずにおい

 

部屋干しのにおいが嫌で、太陽の紫外線の下で乾かしたいという方も多いと思いますが、そこは対策をすればクリアできます。

臭いの原因になるのは雑菌の繁殖です。

臭いを抑えるためには雑菌が繁殖する状況をつくらないように素早く乾く環境をつくることが大切です。

乾きやすくするためには部屋の温度はある程度高く、湿度は低い方が適しています。

特に冬は湿度は低くても室温が低いと乾きにくいのでしっかり暖房をしましょう。

部屋干しだと干し物をする場所が限られてしまうためどうしても衣類の間隔が狭くなりがちです。

場所を広くとって間隔を広めにすることと温湿度を気を付けることで乾燥時間が短くなり臭いも抑えられます。

 

次に気になるのは結露ではないでしょうか。

 

室温で物干しをすると、空気中の水分量は多くなります。

水分を多く含んだ空気が冷やされると結露が発生しますので断熱性能の低いサッシや壁だと冬の寒い時期は室温がある程度高くても窓や壁が冷えて結露が発生してしまいます。

窓や壁の表面に結露が発生していなくても、目に見えない壁の内部で結露が発生していることもありますので、注意が必要です。

 

そこで弊社で提案するのは

 

まず、物干しをする場所を建物内に確保する。

 

例えば2階に共有のホールなどを設け、そこを物干し場所にしてしまいましょう。

そこから直接出入りができる家族共用のウォークインクローゼットを設けると、乾いた衣類をその場でたたんですぐに片付けることができさらに便利です。

 

そして、高気密高断熱仕様で建物をしっかり造りさらにしっかり換気をする。

 

高気密高断熱にすることで高めの温度を少ない光熱費で維持することができまし、結露も防げます。(ただし壁の中の結露はしっかり対策がしてあることが前提です。)

さらにしっかり換気をしていると特に冬場は乾燥しがちになりますので、よく乾きますし、洗濯ものから蒸発した水分で室内の加湿にもなります。

弊社で推奨している換気システムDSDDには高性能花粉フィルターを装備していますのでスギ花粉の時期でも衣類が汚染されることがありません。

 

実際に、弊社で新築されたお客様から「室内で本当によく乾く。」「年中ホールで干してます。」「バルコニーは不要だった」といったお声をいただいております。

 

 

 

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