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COLUMNコラム

2017.11.10 住宅と土地

岐阜県で住宅新築用地を探すときのポイント<その3>

岐阜県で住宅新築用地を探すときのポイント<その3>

道路と住宅の乗り入れ部分について考える

 

岐阜県(特に関市)は公共交通機関には期待できないので、ほぼ車での移動が前提となります。

一家に2台は当たり前で3台4台分の駐車場を確保したいという話も珍しくありません。

夫婦で1台ずつ、子供が免許を取得した時用、来客用、と駐車スペースは多ければ多い方がよいという風潮があります。

広めの土地を希望される方が多い理由の一つにそれもあるのではないでしょうか。

このあたりでは暮らしに車の存在が必須となりますので、お住まいの計画時に、「車の駐車」を考えることは重要なポイントです。しかしここで注意する点は、単なる敷地内での駐車スペースの確保だけではないということです。

 

岐阜県は一部の都市部を除けば、信号の間隔が広く、道幅も広くもなく狭くもないという道路が多い地域です。

そういった道路ではついつい通行する車のスピードも速くなりがちですので、自宅敷地内への乗り入れ時に注意が必要になります。

 

道路と敷地の接している部分(接道部分)が狭い場合は、道路から敷地に入るために十分に減速してからしか入れないこともあります。歩道の縁石ブロックの切り欠き部分が狭い場合も同様です。

平均速度が速く、後続車がいる状態だと、普通にブレーキを踏んで乗り入れようとしていても後続車に追突される恐れがあります。道の手前がカーブしていて見通しが悪いとなるとなおさら危険が増します。

 

このような状況では、自宅敷地内への乗り入れまでのプロセスもよく考えて、その土地の取得の検討をする必要があります。

車の出し入れは毎日のことですから、いくら敷地が広くて、中に駐車スペースがたくさん確保できる土地であっても、そこへ接続している道路の条件次第では、暮らしにくくなってしまうかもしれません。

ということで、道路の状況、道幅と交通量、乗り入れ部分の幅のバランスは考えておくべきことだと思います。

気に入った土地が出てきたら、購入前にその土地の前の交通量を調べるために時間帯を変えて何度も足を運ばれることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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