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2018.05.16 木造建築の構造
長期優良住宅の認定制度には住宅の価値を長期にわたって維持するという目的があります。
そのために、住宅の完成後、建築する際に作成した書類や図面、また住みはじめてから行ったメンテナンスやリフォームなどの記録、いわゆる住宅履歴情報を保存・蓄積することを義務付けています。
新規のお客様でリフォームや耐震診断などのご依頼があってご自宅をご訪問したときには、まず過去の図面が残っていないかどうか必ず確認するようにしていますが、10年、20年たつうちに紛失されてしまうことも意外に多いようです。
図面が見つからないのであれば、現況を計測して、一から図面を作成し直す起こすことになるのですが、手間や時間もかかりますし、不明な部分を推測で補完する部分も多少はでてきます。
それでも30年以上の前の木造住宅であれば、年代ごとに当時の工法というのがだいたい推測できるため、どういった造りになっているか予測がつきやすいのですが、近年はさまざまな工法や工務店独自のシステムが採用されていることも多くなり、やはり図面などは確実に残しておくべきです。
長期優良住宅であれば、一般的な図面だけでなく、構造や設備の図面もそろっていますので、後でメンテナンスや改装する場合にも安心です。
ただ、住宅履歴情報の管理・保管の仕方は特に決まっていないので、建築をした工務店が自社のパソコンの中にデータを保存しているだけということもあります。
次の工事も確実にその工務店で行えばそれほど問題ないのかもしれませんが、未来のことはどうなるか予測は出来ないので、住宅履歴システムを利用してお客様からも工務店側からも自由にデータを利用できるようにしておくのが現時点ではよいのではないかと思います。
弊社は今のところJBN(全国工務店協会)の「いえもり・かるて」というシステムを利用しています。
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