自分らしさを叶える、
心地よい暮らし
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2019.11.06 家づくりについて
住宅の照明計画をする際、「どれくらいの明るさになるか?」というのは一番気になるポイントです。
しかし、この明るさの基準は人それぞれ。
同じ明るさでも人によって「明るい」「暗い」と評価が分かれてしまう時があります。
実はこれ、「瞳の色」が関係しているといいます。
今回は関市のメガネ店 Eyeware Shop ami の古田オーナーにお話をうかがいました。
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「アジア人に比べて、欧米の人の方がまぶしいのです。なぜかというと、目が黒くないからです。
目が最初から黒いアジア人は、もともとサングラスをかけているようなものなのです。」
―えええ!そうなんですか!
「はい。また、見ている色も違います。これも黒目の色の違いによるものです。
同じ『赤色』を見ていても、黒いものを通してみる『赤』と白いものを通してみる『赤』は当然違ってきます。」
―なるほど。同じ色を見ている「目の色」の違いからくるものなんですね。
ヨーロッパのアンティーク照明器具などは非常に暗い明かりのものがありますが、そういった背景から来ているものなのでしょうか。
「断定はできませんが、その可能性はあるかもしれませんね。日本人が明るい照明を好むのは、目の黒さによりもともと明るさを感じにくいから・・・ということはあると思います。」
―日本人は日本人の感じる明るさがあり、欧米人とは感じ方が同じではないと。
これは海外製の照明器具を住宅に使用するときに気を付けなければならないことですね。
「しかも、日本人の中にも茶色っぽい目の人とより黒い目の人がいる。目の色素が薄い人は当然人よりまぶしいと感じています。」
―同じ日本人でも感じ方に差はあるのですね。
「また、最近はLEDライトの普及により明かりは以前より白く強い光になってきてますので、単純に15年くらい前よりも現在の日本人は全体的に目が疲れています。
現在の照明は日本人でもまぶしくなるくらい明るくなりすぎています。」
―明るすぎる環境で暮らしていると、何か影響はありますか?
「現在、そういったことは研究途中なのではっきりとした結果が出ているわけではありませんが、何らかの影響があることを前提に様々なものが開発されつつありますよ。」
―家族間でも目の色が違うこともあるので、まぶしさの度合いが違ったり、色の見え方が違ったりするんですね。
そうなると、感じるストレスも異なるかもしれないですね。
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古田さんのお話によると、家族間でも照明器具は見え方が違ってくるそうです。
照明計画ではそういうことも参考に器具選びができるとベストですね!
照明器具の実際の明るさやまぶしさは、メーカーのショールームなどで実際に確認することができますよ。
住宅の計画時にはそちらにも足を運んで、実物を見に行かれるとよいと思います。
<今回お話をおうかがいした方>
古田貴志さん(メガネ店オーナー)
Eyewear Shop ami
〒501-3217 岐阜県関市下有知397-2
AM10:00~PM8:00
火曜定休
TEL(0575)23-8554
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※ 弊社周辺で照明器具が実際に見られるショールーム
(ご来訪の際は予約が必要な場合もございますので、弊社までお問い合わせください)
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