自分らしさを叶える、
心地よい暮らし
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2019.09.30 子育て家づくりについて
ご家族に子どもさんがいらっしゃる場合、災害が起こった時に、子どもの安全をどう確保していくかを保護者は考えなくてはなりませんね。
その中でも、住宅内に子どもさんと一緒にいた場合、どう動くか、どう動けるかということを考えておくことは非常に重要です。
例えば、大きな地震が起こった場合。
まずはお子さんの頭を守らなくてはなりません。
そういった時にできることは大変基本的なことですが、一緒に机などの下にもぐることです。
室内では家具の倒壊に巻き込まれる危険性が高いので、まずは対策として、家具の固定は今すぐにやっておきましょう。
その点、作り付けの家具は安心なので、テーブル周りの家具は住宅建築時に作り付けのものにしておくといいのではないでしょうか。
あとは重量のあるものを高い棚に置かないことです。
強い揺れが起こると、建物がゆがむことがあります。
建物がゆがむと扉や戸などは開かなくなる可能性があります。
それでは揺れがおさまってから避難を開始するときや室内にいることが危険な時、外に出たくても出られなくなってしまいます。
逃げ道を確保するためにも室内の建具は開けておくとよい、もしくは建具をなくしてしまうとよいと思います。
しかし、普段の生活において建具を開け放つという事は、局所冷暖房が効かず、余分にエネルギーが必要となってしまいます。
そのような場合、家中の温度がほぼ一定になる高気密高断熱住宅は、建具による仕切りを必要としませんので、この問題を解決します。
高気密高断熱住宅は防災的な観点でもおススメなんです。
あとは避難するときに必要な「災害用持ち出しグッズ」。
こちらは出入り口近辺においておくことが重要です。
家の中の奥の方に置いていては、いざという時に持ち出せません。
できれば勝手口や避難口になりそうな窓のそばには、あらかじめそれらを収納するスペースを設けておくのが望ましいと思います。
子どもさんの年齢によって、災害時に必要なものは変わってきます。
それには避難グッズを定期的に見直し、ちゃんと管理することも大事です。
置き場所がなくて、納戸の奥の方にしまってしまうのでは意味がありません。
持ち出しやすく、管理しやすい場所を住宅時に計画して設置しておくと、万が一の時、子どもさんとの避難がスムーズになりますよ。
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