子どもが勉強する場所は自由

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2019.06.21 子育て家づくりについて

子どもさんが小学校に入学するタイミングで、子ども用の机を購入されるご家庭は多いでしょう。

今の学習デスクはシンプルでスタイリッシュなものも多いですよね。

昔はごっつい「システム学習デスク」なんてものに憧れたものです。

しかし、どんなに立派な、どんなにかっこいい学習デスクを用意しても、子どもさんがそこで大いに勉強してくれるとは限りません。

「こんなに立派な机があるのだから、ここで勉強しなさい！」と言っても、子どもは聞きやしません。

どうやら子どもさんは家の中のあらゆるところで、自由に勉強する子が多いようです。

特に、リビングやダイニングを利用する子が多いと思います。

集中できる環境というのは、子どもさんによって様々です。

個室でちゃんと区切られたスペースが好きな子

開放感のある空間が好きな子

音もなく静かな場所が好きな子

人の気配がある場所が好きな子

音楽が流れている場所が好きな子

たまに「え？！そんなとこで勉強するの？！」という子もいます。

音がある空間は一見集中できないように思いますが、少し音があった方が他の不快な音が気にならなくてよい、と私の娘は言ってました。

なるほど、と思いましたね。

（もちろん、人によりけりですよ）

そんなわけで、子どもさんが小さいうちは、リビングやダイニングなど、人が集まる場所で勉強する子がほとんどだと思いますが、意外に中学生、高校生になっても、そのままそこで勉強しているものです。

実際に我が家の現大学生の子どもたちは、浪人中もリビングで勉強していました。

小さいお子さんをお持ちの方の住宅づくりにおいて、リビングダイニングは思いの外長く子どもの学習場所となる、ということを想定して計画されるといいと思います。

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